マンスリーマンションやウィークリーマンションを借りる人のほとんどは、出張や研修、地方からの受験や就職・転職活動、リフォーム時など一時的な仮住まいという目的のためできるだけ安く借りたいという人がほとんどです。
利用料金の仕組みについては「マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金の仕組み」や「マンスリー・ウィークリーマンション利用料金の3つのからくり」で詳しくご紹介していますが、できるだけその費用を抑えて借りたいという方のために、マンスリー・ウィークリーマンションをお得に安く借りるコツをご紹介します。
初めてマンスリー・ウィークリーマンションを借りる方にも役立つ情報ですので是非ご覧ください。
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マンスリー・ウィークリーマンションをお得に安く借りる3つのコツ
マンスリー・ウィークリーマンションをお得に安く借りるコツをひとつずつ説明します。
キャンペーン物件を探す
まずひとつ目のコツは、「キャンペーン物件を探す」です。
キャンペーン物件とは、賃料やその他費用などを期間限定で割引を行っている物件のことです。
例えばこんなキャンペーンがあります。
[キャンペーン物件の具体例]
- 賃料●●円OFF、賃料▲▲%OFF
- 1年以上の契約で賃料1か月無料
- 契約手数料無料
- 寝具代無料
- 清掃代割引
- モバイルWiFiレンタル半額
など、運営会社各社が工夫を凝らして、様々なキャンペーンが不定期に行われています。
運営会社側がキャンペーンを行う理由は、主に次の2つです。
- 競合物件の多いエリアで他社の物件より自社の物件を選んでもらうため(キャンペーン物件にするとポータルサイト上で目立つ表記となる)
- (一定期間空室が続くと)空室のままでは1円にもならないので、売上/利益を削ってでもどうしても空室を埋めたいため
上記の通り、運営会社側が早期に物件を貸したい・空室を埋めたいという理由がほとんどなので、物件そのものに何か問題があるわけではなく、借りる側にとっては通常よりお得にマンスリー・ウィークリーマンションを借りるチャンスとなります。
キャンペーンがいつ行われるかはわからないため運や努力も必要ですが、キャンペーン物件を上手に見つけてみてください。
ピークを外して借りる
マンスリー・ウィークリーマンションは、一般賃貸と同じく2月~4月の春頃がピークで最も賃料が高い時期となります。
そのため、この時期をずらして借りるとお得に安く借りることができます。
この時期だけは、どうしても借り手も多いためどこの運営会社も強気の価格設定や営業をしてきます。また、ひどい運営会社の場合は、人気物件は「満室です。」と案内し、人気のない物件から埋めていくケースもありますのでご注意ください。
とはいえ、出張や研修などすでに日程が決まっている場合には、都合よく日程が調整できるわけではありませんので諦めるしかありません。
リフォーム/リノベーション/建て替え、旅行、就職/転職活動、お試し同棲/お試し一人暮らしなど借りる目的によっては、春頃でなくても問題ないはずなので、ピークを外して(時期をずらして)借りるようにしてみましょう。
この時期を外せば、キャンペーン物件も多くでてきます。
目的地までの移動時間で物件探し
意外と知られていないのがこの「目的地からの移動時間で物件を探す」方法です。
ほとんどの方が、マンスリー・ウィークリーマンションを探す際に自分の土地勘に頼って探しています。そのため結果的に人気のエリアや人気の駅周辺の物件を中心に探してしまっているのです。
要するに激戦区の物件の中から選んでいるため高いのです。
目的地が首都圏の主要な駅であれば、交通網が発達しているためアクセス可能なエリアや駅は意外と多く、選択肢も拡がります。人気エリアを外せば安い物件が必ず見つかります。
路線図と乗換案内アプリで調べながら探してもいいですし、首都圏の交通網に詳しくない方や面倒な方は、目的地とそこまでの移動時間を担当者にお伝えし探してもらうように依頼しましょう。
「東京駅に30分以内に行ける物件を探してください。」
といった依頼です。
運営会社側も比較的色々なエリアに物件をもっているので、空室さえあればいくつか物件を提案してくれはずです。
マンスリー・ウィークリーマンションをお得に安く借りるコツ番外編
マンスリー・ウィークリーマンションをお得に安く借りる3つのコツをご紹介しましたが、番外編としてそれほど効果は高くないものの安くなる可能性がある方法をご紹介します。
値下げ交渉を行う
マンスリー・ウィークリーマンションの料金は交渉により下がる場合があります。
運営会社側は空室状態が続くことを嫌がるので、料金を下げてでも貸したいタイミングが必ずあります。近隣の競合物件を引き合いに出してもいいですし、「いくらだったらこの物件に決めます」といった交渉でもいいでしょう。
寝具代を削減する
マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金の中には、「寝具代」が含まれていることがほとんどです。
そのため運営会社側で、新しいベッドやシーツ・枕などを予め用意しておいてくれます。
この寝具代をカットして安くしてもらうのです。
すでにお持ちの寝具を持ち込んでもいいですし、ニトリなどホームセンターなどの安い寝具でも十分ですので、寝具を必要としていない方は、この費用を交渉して削減してみてください。
少し長く契約する
マンスリー・ウィークリーマンションは、基本的に長期で借りるほど1日の単価が下がっていきます。
- スーパーショート(~1ヶ月未満)
- ショート(1か月以上~3か月未満)
- ミドル(3か月以上~7か月未満)
- ロング(7か月以上~12か月未満)
といった区切りで1日の単価が変わっていくので、例えば30日で借りるより31日で借りた方が安くなる場合があります。
クレジットカードで支払う
利用料金が安くなるわけではありませんが、クレジットカードで支払うことでそのポイントが溜まる分お得となります。
マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金は、「一括前払い制」のため、契約期間によっては高額の支払いになるのでクレジットカードで支払うことをおすすめします。
まとめ
以上、マンスリー・ウィークリーマンションをお得に安く借りる3つのコツと番外編をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金は物件によっては毎日にようにコロコロと変わっています。定価があるわけではないので、空室にならないように担当者によって試行錯誤されているためです。
今回ご紹介した3つのコツ+番外編をうまく活用して、納得のいく買い物をしてみてください。