徹底解説!マンスリー・ウィークリーマンション利用料金の仕組み

「結局、総額いくらなの?」

マンスリーマンションやウィークリーマンションを利用する(借りる)人にとって、その料金の仕組みは少し分かり辛い点があります。

特に初めての方は、利用料金の総額を計算するところで戸惑ってしまい、結局総額いくらなの?と困惑してしまうことでしょう。

契約する際に大事なことは、必ず「利用料金の総額で検討する」「利用料金の総額で比較する」ということです。

賃料や光熱費などそれぞれの費目毎に高い・安いと比較するのではなく、必ず利用料金の総額で比較するようにしてください。なぜなら、運営会社や物件毎に料金設定の仕方が異なるためです。

それでは、マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金の仕組みについて詳しくご説明します。

マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金の算出方法

初めてマンスリー・ウィークリーマンションを借りる人にとって、結局総額いくら?なのかが少しわかり辛いです。

そこで、利用料金の算出方法とそれぞれの費目(項目)について詳しくご説明します。

利用料金の総額

利用料金の総額は、「賃料」「光熱費」「管理費・共益費」「清掃費」「その他費用」で構成されていて、以下の計算式となります。※それぞれの費目については後半で詳しく説明します。
 
【利用料金総額の計算方法】

利用料金の総額 = (賃料/日+光熱費/日+管理費共益費/日) × 利用日数 + 清掃費 + その他費用
 

[基本料金]
賃料
(~1ヶ月未満) 3,888円/日
(~3ヶ月未満) 2,300円/日※
(~7ヶ月未満) 2,100円/日
(~12ヶ月未満) 1,900円/日
光熱費756円/日
管理費/共益費700円/日
清掃費(~1ヶ月未満) 12,960円/回
(~3ヶ月未満) 19,440円/回※
(~7ヶ月未満) 22,680円/回
(~12ヶ月未満) 29,160円/回
[オプション料金]
モバイルWiFiルーター
216円/日
例えば、上記の物件を40日間契約で借りた場合の総額は、178,320円となります。

[計算式] (2,300円+756円+700円)*40日+19,440円+216円*40日
=150,240円+19,440円+8,640円
=178,320円

借りる側にとっては、利用料金の総額を簡単に知りたいところですが、上記表のように契約期間によって「賃料」や「清掃費」の単価が変動したり、オプションによっても変動します。

そのため今のところ利用料金の総額を表示している便利で親切なサイトはありません。

利用料金の内訳

利用料金の内訳(費目)についてひとつずつご説明します。
※運営会社によって表現に多少の違いがありますが、ほぼ以下のいずれかに分類できるはずです。

●賃料

契約期間の長さによって1日あたりの賃料が決まっています。

賃料は同じエリア内であっても、お部屋の広さや立地・築年数や設備のグレードなどによって物件毎に異なります。

さらに、時期や空室状況・周辺の競合物件状況によって変動し、一年間でみると2~3月に大きな動きをみせ、4月初めに賃料のピークを迎えます。

●光熱費(電気/ガス/水道)

電気やガス・水道といた光熱費は一般賃貸のように実費(実際の使用した量に応じた費用)ではなく、1日あたりの固定料金となります。

固定料金ということもあり電気やガス・水道は使い放題ではあるものの、過度の使用によって運営会社が指定した基準量を超えてしまうと、別途光熱費を請求されてしまう場合もあるのでご注意ください。

特に、エアコンの使用量が増える夏場や冬場は注意しましょう。

また、節約したとしても安くなることもありません。

※マンスリー・ウィークリーマンションの場合、入居時にライフライン(電気/ガス/水道)の契約は必要ありません。詳しくは、「マンスリー・ウィークリーマンションの利用事例と5つのメリット」をご覧下さい。

●管理費/共益費

管理費や共益費は、主にマンションの共有スペース(エレベーター、廊下、エントランス、ロビー、ゴミ捨て場、自転車置き場など)や建物そのものの維持費・清掃費・修復費などに充てられます。

管理費/共益費も1日当たりの料金が賃料などとは別に固定料金で設定されていることがほとんどです。

物件によっては、管理費/共益費が0円という物件もあり、これは物件オーナーのご厚意で安くしてくれている場合がほとんどですが、賃料も含め極端に安い物件は、管理が疎かになっている可能性もあるため、気になる場合は契約前一度確認されることをおすすめします。

●(退去後の)清掃費

清掃費とは、退去後に部屋をクリーニングするための費用のことです。

清掃自体は退去後に実施しますが、マンスリー・ウィークリーマンションの場合、退去時精算ではなく、初期費用として契約時(ご入居前)に請求されるのが一般的です。

借りていた期間によって当然汚れ具合も変わってきますので、清掃費は基本的に契約日数より算出されます。また、部屋の契約人数によっても変わる場合があります。

きれい好きでほぼ毎日自分で掃除をしていた場合でも、清掃費は必ず請求されますので、悪しからず。

●その他費用

「賃料」「光熱費」「管理費/共益費」「清掃費」が基本ですが、それ以外の費用として、保証金やオプション料金など「その他費用」があります。

最近では、インターネットに接続するためのWiFiを利用したい方が多いためオプション料金として日割りで貸出している物件もあります。ただし、あまり利用し過ぎると速度制限がかかりますのでご注意ください。

その他料金は、運営会社や物件により様々な費目が存在します。一部ではありますが、例えば以下のようなものがあります。

  • WiFi利用料
  • 寝具レンタル費用
  • 鍵交換代
  • 事務手数料
  • 保証金 など

ややこしいですが、運営会社も利益を確保するのに必死であの手この手で請求してきますので、しっかりと詳細を確認し、必ず利用料金の総額で比較するようにしましょう。

各費目の料金設定は、各運営会社毎に意図的に異っているので、「マンスリー・ウィークリーマンション利用料金の3つのからくり」も併せてご覧ください。

利用料金の支払方法

マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金の計算方法とその内訳が分かった後は、その支払方法と支払うタイミングについてご紹介します。

利用料金の支払いは一括前払い制

基本的に利用料金はご契約時(ご入居前)の「一括前払い制」です。

一般賃貸のように、敷金や礼金・仲介手数料といった初期費用はありませんが、一括前払い制という点にご注意ください。

上記の計算方法で算出された利用料金の総額をあらかじめ準備しておく必要があります。

ただし、契約期間が長期の場合、ご利用料金は高額となるため、一括前払いすることが難しい場合もあるかと思います。

そのような場合には、運営会社に相談してみてください。長期契約の場合は、いずれにしても前払いにはなりますが、分割での支払いも可能な場合が多いようです。

利用料金の支払い方法

利用料金の支払い方法は、主に「コンビニ決済」「クレジットカード決済」「銀行振り込み」の3つのパターンとなります。

●コンビニ決済

今やコンビニはどこにでもあり、しかも土日祝含め24時間いつでも支払い可能です。

店員に直接支払うため支払いミスなどの心配はありませんが、手元に現金が必要となります。

通勤前やお昼休みなどの空いた時間に、お近くのコンビニからいつでもお支払ください。

●クレジットカード決済

クレジットカードさえあれば、インターネット上でいつでもどこでも簡単に支払い可能です。

しかもクレジットカード会社毎に決済日がありますので、手元に現金がなくても決済日までに利用料金を用意し、指定の金融機関に預けておけば問題ありません。

さらに、クレジットカードのポイントも貯まるためお得です。

●銀行振り込み

窓口やATMの営業時間は限られていますが、お近くの金融機関で支払い可能です。

現金を持ち歩く必要がないので安心して支払いができますが、振込み手数料がかかります。

再契約で延長も可能

当初(契約時)の予定よりさらに長く利用したい場合もでてくると思います。

その場合は、「再契約」することで引き続き同じ部屋に住むことができます

再契約にかかる費用としては、「賃料」「光熱費」「管理費/共益費」に「再契約手数料」のみで、新しく物件を探したり、引っ越したりする費用と手間が省けます。

再契約する日数によっては、別途清掃費が追加される場合や料金プランの変更費用などがかかる場合がありますので、運営会社に確認してください。

また、次の予約者が既にいる場合は、再契約ができない可能性もありますので、延長することがわかった時点で運営会社に問い合わせることをおすすめします。

まとめ

以上が、マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金の仕組みと支払い方法についてです。運営会社や物件毎、また時期によって各費目の設定方法が異なりますのでご注意ください。

詳しくは、「マンスリー・ウィークリーマンション利用料金の3つのからくり」もご覧ください。

借りる側にとっては、利用料金の総額を知りたいところですが、契約期間によって賃料や清掃費の単価が変動することもあり今のところ利用料金の総額を表示している便利で親切なサイトはありません。

そのため繰り返しになりますが、物件を選ぶ際には必ず「利用料金の総額で検討する」「利用料金の総額で比較する」ようにしましょう。