マンスリー・ウィークリーマンションとは?その意味と5つの特長

一昔前までは、マンスリーマンション・ウィークリーマンションというと出張や研修・単身赴任など法人利用がメインでしたが、最近は、空室物件(一般賃貸で貸せなかった)の有効活用やインターネットで探しやすくなったこともあり、個人や家族などプライベートでの利用も増えています。

そんな身近になりつつあるマンスリー・ウィークリーマンションですが、まだまだ利用しているのは一部の人に限定されています。

はじめての人やこれから利用を検討している人にもわかるように「マンスリーマンション」「ウィークリーマンション」の意味と一般賃貸やホテル・旅館と比べた場合の5つの特長についてご紹介します。

マンスリーマンションとは?ウィークリーマンションとは?

マンスリー・ウィークリーマンションとは、「短い期間から利用可能な家具付賃貸マンションもしくはアパート」のことです。

「短期間の利用」
「家具付賃貸」

というのがひとつの特長で、宿泊を目的としたホテルや旅館でもなく、2年毎に契約を更新する一般賃貸でもない中間の役割をもっています。

そのネーミングから「週単位や月単位で借りなければならない」と思われがちですが、実際には「最低7日間~」「最低30日間~」など最低契約日数があるものの、それ以上は「日割り」で利用することができます。

例えば、10日間・35日間・52日間といった契約も可能です。

一般賃貸との比較からわかるマンスリー・ウィークリーマンションの特長

まず始めに、「マンスリーマンション・ウィークリーマンション」と「一般賃貸」の比較表をご覧ください。参考までに「ホテル/旅館」も併せて比較しています。

[マンスリー・ウィークリーマンションと一般賃貸比較表]

 ウィークリーマンション
マンスリーマンション
一般賃貸ホテル
旅館
契約期間
※日の料金
7日〜
30日〜
基本2年契約(2年更新)1日〜
敷金・礼金なしありなし
家具・家電×
キッチンありありなし
ライフライン開通済み要連絡開通済み
※ガスを除く
契約(スピード/審査基準)×

比較表をみてわかる通り、「一般賃貸」と「ホテル/旅館」の中間の特長をもっていることがわかるかと思います。

ここからは、マンスリー・ウィークリーマンションの具体的な特徴を一般の方には馴染みの深い「一般賃貸」と比較しながらご紹介します。

[1] 短期で借りられる

マンスリー・ウィークリーマンションは、その名の通り短期で借りること(契約)ができます。

一般賃貸は2年契約(2年更新)が基本なのに対して、マンスリーマンションは運営会社にもよりますが、30日間~1日単位で契約することができます。(ウィークリーマンションは7日間〜1日単位)

あらかじめ借りる期間がわかっている場合は、その日数で契約すれば問題ないですが、不明の場合は適当な期間で契約した後に途中解約するか契約延長をすることになります。ただし、途中解約は違約金が発生することもあり、契約延長は、次の契約者がいた場合は、契約延長ができず再度物件探しから行う必要があるためご注意ください。

※契約延長と途中解約について詳しくは、「マンスリー・ウィークリーマンションの契約時に注意すべき6つのこと」をご覧ください。
※契約期間は最長で364日(1年未満)となり、それ以上は、運営会社によりますが再契約することで滞在期間を延長することができます。

[2] 敷金と礼金といった初期費用がいらない

マンスリー・ウィークリーマンションは、敷金と礼金といったいわゆる契約時の初期費用がありません

一般賃貸では、敷金2か月・礼金2か月さらに火災保険料など入居する前に初期費用を支払わないといけませんが、マンスリー・ウィークリーマンションではそのような費用は発生しません。

その代わりに、賃料や光熱費・管理費、退去時に必要な清掃費など利用料金の総額を前払い一括するケースがほとんどとなります。

利用料金について詳しくは「マンスリー・ウィークリーマンションの利用料金のしくみとは?」をご覧ください。

[3] 家具と家電と備品が入居日から備え付けてある

マンスリー・ウィークリーマンションは、生活に必要な家具や家電が入居日から設置されています。

運営会社や物件にもよりますが、予め設置されている主な家具と家電は以下の通りです。

[設置済みの主な家具と家電]

家具ベッド
寝具
カーテン

いす
家電冷蔵庫
洗濯機
エアコン
テレビ
DVDプレーヤー
炊飯器
電子レンジ
掃除機

※上記以外にも、トイレットペーパー、ティッシュ、ごみ箱、ハンガー、キッチン用品など備品(消耗品)が最初から備え付けの物件もあります。

一般賃貸では、入居してから家具や家電・生活備品を自分で順次揃えていくことになりますが、マンスリー・ウィークリーマンションでは、最初から生活に必要な家具や家電が備え付けされています。

家具や家電を揃えるとなると大きな出費となるので、敷金・礼金同様にこの点でも初期費用を抑えることができます。

入居日から通常の生活を開始することができる一方で、自分の趣味や嗜好にあった家具や家電とは限りません。

[4] ライフラインの手続きはいらない

マンスリー・ウィークリーマンションは、電気・水道・ガスといったライフラインの開通手続きをせずに入居日からすぐに利用することができます。

引っ越し時の面倒な手続きのひとつとして、電気・水道・ガスのようなライフラインの開通手続きがあるのです(中には開通に立ち合いが必要なものも)が、マンスリー・ウィークリーマンションでは、このライフラインの開通手続きをする必要がありません。

[5] 契約手続きが簡単・楽で審査に通りやすい

マンスリー・ウィークリーマンションは、店舗に行かずに契約手続きができて、さらに審査に通りやすいです。

契約手続きは、メールや電話・郵便を介して行われるため1回も店舗に足を運ぶ必要がありません。

また、契約に関する審査も一般賃貸を借りるときに比べると審査基準が甘めのため比較的通りやすいようです。運営会社にもよりますが、免許証などの本人確認のみで連帯保証人が必要のない場合もあります。

まとめ

以上が、マンスリー・ウィークリーマンションの意味と一般賃貸と比較した場合の5つの特長となります。

「一般賃貸」「ホテル/旅館」との比較表を改めてご確認ください。

 ウィークリーマンション
マンスリーマンション
一般賃貸ホテル
旅館
契約期間
※日の料金
7日〜
30日〜
基本2年契約(2年更新)1日〜
敷金・礼金なしありなし
家具・家電×
キッチンありありなし
ライフライン開通済み要連絡開通済み
※ガスを除く
契約(スピード/審査基準)×

以前は、主に一般賃貸の空室をマンスリー・ウィークリーマンションとして貸していた物件が多かったものの、最近では、一般賃貸にも負けず劣らずのコンセプト物件も増えています。

例えば、

  • 「高級感のあるハイグレード物件」
  • 「おしゃれなデザイナーズ物件」
  • 「ペット可物件」
  • 「セキュリティの高い女性専用物件」
  • 「家具も家電もないエコ物件」

などです。

民泊の動きも活発化している中で、今後のマンスリーマンション・ウィークリーマンションの動向もさらに期待できます。